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国府台「時空散歩」・・・想像で参道を歩く

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松戸街道から元参道の急な坂。

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国府台の里見公園あたりは、江戸時代には総寧寺の境内でした。その参道は現在では学校のグラウンドになっていて道も定かではありません。昔はどんな道だったのか…、今回は江戸時代に思いを馳せて「時空散歩」をしてみたいと思います。

前回訪ねた国府神社(散歩道35)のところを左に折れると急な上り坂になっています。その道は途中で行き止まり(写真下)ですが当時はどうなっていたのでしょうか。江戸時代末期の風景を噺家の円朝がリアルに語ってくれています。「真間の根本をなだれ上がりに上がってまいると、総寧寺の大門まで幅広の道で左右は大松の並木にして、枝を交えて薄暗きところを三町ばかりまいりますと突き当たりが大門でございますが(略)そのころは黒塗の大格子の大門の欄間は箔置きにて、安国山と筆太に掘りたる額が掛っておりまする。に葷酒不許入山門とした戒壇石が建っておりまする。大門をはいると、半町ばかりは樹木は繁茂いたして、昼さえ暗く突き当たりに中門がございまするが、白塗りにて竜宮のような妙な形の中門で、右の方は御台所から倉庫につながっており、正面は本堂で曹洞派の禅林で、安国山総寧寺といって名高い禅寺でございます。(以下略)」

これを絵で見せてくれるのが江戸名所図会と水戸佐倉道分間延絵図です。分間延絵図を参考にすると道は比較的江戸川寄りで、里見公園の現在の自転車置き場あたりにでる感じです。参道は総寧寺の本堂にでますが、絵でみると寺は四方に回廊がめぐらせてあり、格式の高い寺であったことがうかがえます。大門には、現在では総寧寺の正門にある下馬石があったと書かれています。武士もここで馬を降りてお参りをしたのでしょう。 辺りには天神、白山、熊野、大六天、稲荷など幾つもの神社も書かれています。寺の後ろに里見安房守古城跡と書かれていて、古城は現在の公園よりも奥まってあったことになります。江戸川の岸には鐘が淵とも書かれていて、ここを題材にした伝説が現在に残っています。

時空散歩…いかがでしたでしょうか。古い資料をもとに歩きたたずんでみると、その痕跡に触れることができて地元への愛情が一層わいてきます。

案内人:木ノ内博道(資料: 『水戸佐倉道分間延絵図』 『里見公園新聞』)

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