17:(200206)
少聞多想/17:神棚が必要だ
- NHKの人気番組「プロジェクトX〜挑戦者たち」というのがある。私もこの番組が好きで毎週録画して欠かさず見ている。「VHS・執念の逆転劇」「国産コンピューター・ゼロからの大逆転」など、技術開発の話は、仕事に夢を持てなくなってしまったときや惰性に流されそうになったときに、「よーっし、俺も・・・・・・」と勇気と希望を与えてくれる。
- 5月28日放送の「命の水 暴れ川を制圧せよ〜日本最大愛知用水・13年のドラマ〜」は技術開発の話ではなかったが、素晴らしい番組だった。勿論、番組を制作したスタッフの力量も大きいけれど、愛知用水を計画し、実現させた久野庄太郎さん、濱島さんの生き方の魅力そのものだった。田畑を全て売り払い活動費にあてた久野さん。高校教師を辞めた濱島さん。番組を見ているうち、目頭から熱いものが流れ落ちた。
- 特に祈る姿は印象的だった。久野さんは工事で亡くなった人のために観音様をつくり、慰霊を祭る神社を造るのを呼びかけたりする。知多半島突端の農民は、神棚に水を供えて感謝する。これと同じようにして、自然に神社やほこらが生まれてきたのだろう。
- 仏教や神道に囲まれて育ちながらも、私は本当の意味で祈ることをして来なかった。嬉しいことがあったときのために神棚が必要だと思った。(堀)

