29:(200306)
少聞多想/29:子供時代あこがれの電子ブロックを買いました
- 子供の頃、天体望遠鏡や顕微鏡が欲しかった。貧しい農家の子供だったから、小遣いで買える訳はなかったし、幼いなりに家にお金がないのは充分理解していたから、気が引けて、親にも言い出せなかった。
- その頃の欲しい物のひとつに電子ブロックがあった。抵抗やトランジスタの電子部品をブロックに組み込んだもので、ハンダ付けなしにケースにブロックをセットするだけで電子回路の実験が出来る。ブロックを並べ変えればモールス発信機になったり、ラジオになったりする。子供にとって、次々と夢のふくらむオモチャだ。しかし、値段は高価で7千円から1万以上。やはり手がでなかった。
- あれから数十年。そのあこがれの電子ブロックが、父の日の前日、幕張イトーヨーカドーで売られていた。学研電子ブロック・EX−150(復刻版)、値段は9800円。今では世帯主だし、それほど生活に差し支える金額でもないので購入した。
- 幼いときの夢は今かなった。うれしい!!しかし、「ラジオを組んでみて・・・」「10年ほど前に買ったオシロスコープで波形を観測してみよう・・・」と思って買ったのだけれど、箱のまま。子供が天体望遠鏡を買ってもらっても、天体を観測するのは2、3回で後は押入れに眠ったりする。この電子ブロックも押入れ直行か。(堀)

