47:(200412)
少聞多想/47:『電車男』を読みました
- 『電車男』の原作関係者がコミック・テレビ・映画の原作使用料を中越地震被災者に全額寄付するそうです。その額も1000万円を超えるとか。『電車男』とはインターネット掲示板「2ちゃんねる」の書き込みから生まれた物語。電車男と呼ばれるオタク青年が、電車内で酔っ払いに絡まれた若い女性・エルメスを助けたことから始まる恋のいきさつを掲示板に書き込み、仲間に助言を受けながら進展する様子を新潮社が出版したもの。
- 本が出版されることになった頃、ネットで読んでみました。電話を掛けようか、手紙を出そうか・・・いや、やっぱ出来ないとウジウジする様子が丁寧に書き込まれ、作者の人柄が伝わって来ます。知らない人が読めば意味不明の2ちゃんねる用語での応援やAA(文字で描いた絵)も面白かった。多くの助言から、ベストと思われる行動を的確に選択していく電車男に感心し、私も同じ経験があったから、思わす「ガンバレ!」と言いたくなります。
- 「進化の理論からすれば、がさつで軟派の得意な男は伴侶を得て子孫を残しやすいから、シャイでナイーブな人間は淘汰され、人類はがさつな性格に収束してしまう」などと、若い時に考えた変な理屈も思い出した。
- シャイでも淘汰されません。本は2カ月で50万部を突破しているそうです。(堀)

