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65:(200606)

少聞多想/65:どちらの書き方をしていますか?

  • かぎ括弧を使った会話の句点は、途中の句点は表記するけれども、文末は表記しないものだと思っていた。「いちかわの人」の原稿で「かぎ括弧の中でも文末には句点を打つべきです。」と指摘を受けたこともあった。その時は「新聞、本と同じ表記です」と意地を張って押し通していた。
  • ところが最近読んだブログで、学校ではかぎ括弧の中でも文末には句点を打つよう指導していることを知った。私が学校でどう教わったかは記憶にないけれど、新聞、本の文章をお手本にしたので、いつの間にか「かぎ括弧の文末は句点を打たない」書き方になっていたのだ。
  • 森鴎外、島崎藤村、芥川龍之介、太宰治、中島敦、宮沢賢治も「……。」という表記を用いていたそうだ。調べてみると、「おのれ、どこへ行く。」羅生門:芥川龍之介/「喜助。お前何を思っているのか。」高瀬舟:森鴎外/「お気の毒に。」饗応夫人:太宰治/「鷹さん。それは無理です。」よだかの星:宮沢賢治と文末に句点がある。けれども、夏目漱石の「坊っちゃん」には「氷水の代は受け取るから、下宿は出てくれ」と文末に句点がない。(全部「青空文庫」調べ)
  • さて、どうしたものだろうか……。個人としては「……。」という書き方に違和感があるのですが……。みなさん、どちらの書き方をしていますか?(堀)
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