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70:(200611)

少聞多想/70:韓国映画「おばあちゃんの家」

  • NHK-BSで放送された韓国映画「おばあちゃんの家」を観た。監督・脚本は1964年生まれの女性監督「イ・ジョンヒャン」。物語は7歳の子供が母親に連れられ、山奥の村にある「おばあちゃんの家」に預けられるところから始まる。おばあちゃんは耳が不自由で話すことも出来ない。都会っ子のサンウはわがままで生意気だ。「ゲーム機の電池がない、ケンタッキーが食べたい」といい、おばあちゃんは孫のわがままを何でも叶えようとする。しかし、山奥の村には電池もケンタッキーもないのだ。
  • 子供はプロの子役が演じている。歩いている姿だけで感動してしまうおばあちゃん役のキム・ウルブンさんは、監督がロケ地で「この人だ!」と見つけたそうだ。映画は大きな事件が起こることもなく、ゆっくりと進行する。ゆっくりなものだから、途中からいろいろ考えて自分の父方、母方の祖母を思い浮かべていた。
  • 何才の頃だろう。母方の祖母の家に行けば、いつも祖母は一生懸命にご馳走を作ってくれた。父母は農作業で暗くなっても戻らないから祖母が夕食の世話をする。祖母はおかずがないので生卵をかけたごはんを私食べさせようとするが、幼い私は生卵が嫌で「食べたくない」と祖母を困らせたり・・・。そんな記憶が蘇り、ハラハラと涙が出て止まらなかった。(堀)
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