83:(200712)
少聞多想/83:阿久悠さん作詞「時代おくれ」
- カラオケで歌ったり、音楽を聴いたりすることはめっきり少なくなりました。今年の8月1日に作詞家の阿久悠さんが亡くなると、TVではたくさんの追悼番組が放映され、「どれも素晴らしい歌詞だ」と感動したのですけれども、特に印象に残ったのは森田公一さんの作曲で河島英五さんが歌う「時代おくれ」でした。
- 自宅では目が覚めればメールやブログをチェックし、職場に来ても朝から晩までPCの前を動かず、夜は夜で食事の後はPCに向かうことが多い生活。悪いイメージの多かったはずの「こだわる」ことが持てはやされて、自己主張をしないと置いてきぼりになりそうで、なんとか勝ち残れないかと悩んでいる時に「時代おくれの男になりたい」と言われると、「うーむ・・・なんだこの説得力は、オレは何か忘れ物をしたまま気付かないでいるのかも知れない」と思ってしまいます。
- 時代おくれになりたいと言うのですからITとか最先端なんかはどうでも良くて、肴は特にこだわらなのですからグルメは無縁で、目立たぬように生きるのですからきっとお金持ちにはならなくて良いのでしょう。
- 考えてみれば、悟りを開いたようなとても潔い内容の歌詞で、「いいなぁ」とは憧れてみるものの、カラオケで歌うしかないと言うか、カラオケにぴったりの歌なんですね。(堀)

