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84:(200801)

少聞多想/84:「少なくとも男の子にとって、ある種の恐怖は魅力的だ」

  • 「少なくとも男の子にとって、ある種の恐怖は魅力的だ」。これは「ハッカーと画家」と言う本の中の一節。コンピュータに侵入する人や凄いプログラムを作る人をハッカーと言います。どちらの意味にしても、私はハッカーと呼ばれるにはほど遠い存在ですけれど、名著という評判から読んでみたら、この言葉が出できました。
  • これで思い出したのがスティーヴン・キング原作の青春映画「スタンド・バイ・ミー」。行方不明になった少年の死体がとある場所にあるというので、4人の少年たちが線路づたいに歩いて死体を探しに出かけるという話です。木の上の小屋に集まってはタバコを吸い、ワイ談、鉄橋での冒険と、危なっかしいけれど魅力的なスリルや恐怖など。私の少年時代にもあったけれど忘れてしまいそうな感覚が描かれていたと思う。
  • もっと記憶さぐれば五木寛之さんの「ヘアピン・サーカス」。夜のハイウェイを突っ走る若者たちも同じような魅力に取り付かれていたような気がします。
  • 時代は1970年代。カムシャフトのメカ音と力強い排気音。工具が散らばり、ガソリンとオイルの臭いが溢れそうなガレージで、カーレースに熱中するドライバーとメカニックの若者たち。そのの青春と挫折・・・そんな映画があれば面白いと思うけれど、駄目ですかね。(堀)

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