93:(200810)
少聞多想/93 : 映画「おくりびと」を観た。
- 映画「おくりびと」がモントリオール世界映画祭のグランプリ受賞作品なのは知っていました。しかし、そうは言っても、お葬式の映画。
評論家受が良くても私が面白いと感じるかどうかは不安です。職場の人が「観たけどいい映画だよ」と言うので観に行くことに。 - 所属していた楽団が突然解散してしまったチェロ奏者の主人公が、妻と一緒に山形県へ帰ります。「旅のお手伝い」という広告を見た主人公はその会社に入社しますけれども、会社での仕事は遺体を棺に納める「納棺師」でした。
- 映画は納棺するシーンが何度も何度も描かれます。死者を美しい姿で納棺する、それが納棺師の仕事です。美しく納棺することは死者への思いやりであり、残された家族へのプレゼントでもあります。納棺のシーン。私はハラハラと涙を流しているのに気が付きました。お腹の筋肉がヒクヒク動いています・・・私は泣いたのです、大きな優しさに感動して・・・。
- 中国のアカデミー賞と言われる金鶏百花映画祭の国際映画部門、作品賞、監督賞、主演男優賞を受賞。アカデミー賞外国語映画賞日本代表作品。主演の本木雅弘さんが『納棺夫日記』を読んで感銘を受けたことから映画化された作品だそうです。ハリウッドがいくら大金をかけてもこんな凄い映画は出来ないだろうと思った。(堀)

