97:(200902)
少聞多想/97: 半藤一利著「昭和史1926-1945」を読みました。
- 靖国神社へ初詣に行ったのをきっかけに半藤一利著「昭和史1926-1945」を読み始め、ようやく読了しました。日本はどうして太平洋戦争を始めてしまったのか・・・指導者たちは本当に戦争で英米に勝てると思ったのだろうか・・・今から見ると理解出来ないことばかり・・・この本には私が一番知りたい答えが書いてありました。
- 会社や役所など団体にはいろんな考えの人がいて、団体として実行されるのは声の大きい人の意見であって、全体的な最良案が選択されるとは限りません。満州事変が起きると新聞が喝采し、国民も狂喜します。すると新聞は売れます。そんな中、良識ある人がどんどん排除されて行き、日本は軍事国家へ傾いて行きます。
- 日独伊の三国同盟をめぐり、陸軍と海軍は内戦になりそうなほど対立します。山本五十六は日独伊の三国同盟には反対します。命を狙われるので手の届かない海へ・・・連合艦隊長官になります。論理的に正しそうな意見でも暗殺されれば終りなのです。
- 日本が開戦したのはドイツの勝利をあてにしているからで、勝てる、というのは無条件降伏のような勝利をイメージしていなかったようです。ある程度戦ったら、なるべく有利な条件で講和するつもりで始めたようです。310万人も死なずに済む方法もあったでしょうに・・・。(堀)

