106:(200911)
少聞多想/106: 西巻裕さんの「おはようぼくの好奇心」を読みました。
- 西巻裕さんの「おはようぼくの好奇心」を読みました。西巻さんはインターネットのTwitterで実家付近の地名を検索しているうちに知った方で、福島県川内村で「自然山通信」というオートバイのトライアル雑誌を作っています。西巻さんがサハラ砂漠のことを話すものですから、「サハラ砂漠へ行ったことがあるのですか?」と聞きますと著作を教えてくれたのです。
- 1986年1月1日にベルサイユ宮殿前広場をスタートし、1月22日にゴールした第8回パリダカールラリー。「おはようぼくの好奇心」は28歳の西巻青年がこのラリーの様子をバイクで取材した写真とエッセイの本なのです。砂漠を走る車・転倒したバイク・満天の星・砂だらけの顔。1日600キロ以上もバイクを走らせているのに、走行中に見たこと、考えたことがリアルタイムに今起きているかのように丁寧に描かれます。
- 真っ暗な砂漠で目の前に現れた大きな石にバイクごと激突したかと思うと、時速90キロで砂丘を走行していると急に目の前の地面がなくなってバイクと共にもんどり打つ。若いエネルギーがあるからこそ出来る無茶な旅というか冒険だ。
- 1986年と言えば冒険家の植村直巳さんが亡くなった2年後で日本全体に活気があった時期。私も若かったなぁと思いながらの読書でした。(堀)

