ご近所の散歩道/15:【2007/07】じゅん菜池緑地
市川市中国分4-27にあるじゅん菜池緑地の紹介です。
じゅん菜池緑地
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【茶室横の小川が流れ込むあたり(7月2日撮影)】 |
じゅん菜池緑地は東の国府台台地、西の国分台地に挟まれた谷津にあります。昔は近くの農家の人たちがじゅん菜を摘んで出荷したという「じゅんさい池」と周りを囲む雑木林からなる緑豊かな公園です。
この付近には古くから「国分沼」という沼がありました。沼にはじゅん菜がたくさん生えていため、「じゅん菜池」と呼ばれるようになったのだそうです。
じゅん菜は睡蓮(すいれん)のような水草です。若葉にぬめりがあってツルっとした食感があり、酢の物、吸い物の食材として用いられます。沼は昭和初期に何度も干上がってしまったことがあります。そのときにじゅん菜は絶滅してしまったそうです。
戦後、食料増産のために沼は田んぼに変わります。
しかし、1970(昭和45)年から米の生産調整が行われるようになると休耕されるようになり、さらに、汚水も流入したことから泥沼になってしまったそうです。昭和54年3月、市川市により現在のじゅん菜池緑地として整備されたものです。
正門から入った左側に茶室があります。この茶室は「登龍庵」といい、真間に在住されていた方が寄贈したものです。茶室は一般に無料開放されています。
正門を入ったあたりと、一番奥の児童広場のあたりに梅林があります。毎年、3月初旬の日曜日には、じゅん菜池緑地梅まつり実行委員会のみなさんにより、「梅まつり」が行われます。茶店や模擬店も出店して多くの人で賑わいます。
池の周りは遊歩道が整備され、木々の間には東屋など休憩する場所もあります。アスファルトやコンクリートの暑さを避け、水と緑の憩いの場所「じゅんさい池」へ出かけてみてはいかがでしょう。
交番隣に駐車場あり。9~16:30。(堀)
じゅん菜池を泳ぐカルガモ
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冬のじゅんさい池には渡り鳥のマガモが多数飛来します。カルガモは年間を通して同じ場所に生息しますので夏でも観察するとこが出来ます。池にはほかに、ゆったり泳ぐ大きな鯉、亀の姿も見えます。 |
「イノカシラフラスコモ」の増殖池
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イノカシラフラスコモは、1957年に「井の頭公園」を源流とする神田川で発見された車軸藻の一種です。車軸藻は中心の軸から放射状に細い枝が出ていて、金魚と一緒に水槽入れる「キンギョモ」のような形をしています。 イノカシラフラスコモは日本固有の植物であり、すでに原産地では絶滅してしまっていることから、じゅんさい池が唯一の生育地になっています。環境省レッドデータブックに最も絶滅が危惧される「絶滅危惧Ⅰ類」として登録されています。 |
【参考】
- 市川市設置看板
- 市川市 緑と公園のページ 「じゅん菜池緑地」
http://www.city.ichikawa.chiba.jp/koen/koen/junsaiikeryokuchi2.html - じゅん菜池の車軸藻類の研究 概要説明
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/nitella/katudou/jyunsaiike.html




