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ご近所の散歩道/22:【2009/04】 桜満開の真間川を散策する

国府台の根本樋門で江戸川から分岐し、原木で東京湾に注ぐ桜満開の真間川を散策しました。

桜満開の真間川を散策する

市川の中央を真間川が流れています。真間川は国府台の根本樋門で江戸川から分岐して東へ流れ、徐々に南に向きを変えて原木で東京湾に注いでいます。今回は桜が満開の真間川を散策してみました。

元々の真間川は大柏川、国分川を合流して江戸川へ流れる川でした。洪水被害に対処するために境川が放水路として掘削され、現在では流れは逆方向になったのです。流れが西に向かっているときもありますが、行徳可動堰が放水されたために江戸川の水位が下がり、逆流しているのだと思われます。

真間川を下り、入江橋、手児奈橋を過ぎた右岸に浮島弁才天があります。弁才天とは古代インドのバラモン教の神々から仏教に取り入れられた守護神のひとつです。日本では神道の神とも見なされ、福をもたらすとされている七福神の一員になっています。
浮島弁才天の境内には「名妓の碑」という碑があります。戦前、国府台に軍隊があったことから、市川には軍関係者が利用する旅館、料亭がたくさんありました。市川の花柳界は夜の社交場、文化サロンとして賑わったのです。「名妓の碑」は花柳界を支えてきた名妓達に思いを馳せて妓芸を通じた地方文化の発展につなげたいとの趣旨で昭和60年に建立されたものです。

浮島弁才天と同じ南側の岸に真間史跡保存会から寄贈された市川市ゆかりの文学者を紹介する看板が設置されています。歌人の神作光一さん・高野公彦さん・日高尭子さん、小説家の井上ひさしさん、詩人・評論家・仏文学者であり翻訳家の宗左近さん、作家・ドイツ文学者・評論家だった中野孝次さん、随筆家で月刊「室内」の編集長だった山本夏彦さんの7人です。

真間川と言えば以前から桜並木が有名です。護岸工事のために桜は減りましたけれど、それでも立派な桜を楽しむ事ができます。中でも八幡橋付近は狭い川の両岸から桜の枝が川を覆って桜のトンネルになります。満開が過ぎれば花吹雪が水面に落ちてゆっくりと流れます。江戸川の分岐点から公道14号まで桜を楽しみながらのサイクリングでした。(堀)

【参考資料】

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